旅行や出張など家を空けなくてはいけなくなったとき、ペットの世話をする人が見つからない事もあります。そういった場合に利用したいのが「ペットホテル」です。

現在多くのペットホテルが存在していますが、それぞれ特徴が違うので、どこのペットホテルに預ければいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
ネット上の情報を見ても、どのペットホテルもサービスが充実していて、悩んでしまいますよね。

今回は、そんなペットホテルの特徴や選び方について紹介していきたいと思います。

ペットホテルの特徴


今や旅行でペットと一緒に泊まれる場所は増えてきていますが、ペットを一緒には連れていけない場所に行かなくてはいけない事もあります。
そんなとき、ご家族やご友人などにお世話を頼むこともできますが、それが出来ないときにペットホテルは強い味方です

ペットホテルは、ただペットを預るだけではなく、決まった時間に餌を与えてくれたり、散歩を行うサービスもあります。また、WEBカメラでペットの様子を見ることができるサービスだったり、ペットの様子をメールで報告してくれるサービスなどを行っているところもあります。

このサービスはペットホテルによっても変わってくるので、事前に調査するのがおすすめです(その際に、有料かどうかも確認しておきたいですね)。

ペットホテルの種類と特徴

ペットホテルには、トリミング施設が併設されているところや、動物病院がペットホテルも行っているところなどがあります。

トリミング施設が併設しているペットホテルでは、もちろんトリミングを行ってくれたり、ケージに入れないケージフリーのところがあったりなど、様々なサービスを受けることができます。
ただ、サービスには別料金がかかることが多いので、トラブルを避ける為にも事前のチェックは必要です。


また、獣医師が常駐しているところや、動物病院と連携をしているところもあるので、そちらを選ぶと、万が一愛犬が急病や怪我をしてしまった場合でも安心です。

動物病院がペットホテルも行っている所の場合は、上記のペットホテルのようにサービスの充実に関しては、飼い主や家族にとっては足りないと感じることもあるかもしれません。

しかし、動物病院なので、ペットの急変に関してはすぐに対処ができるメリットがあり、預ける方としては安心ですね。
ただ、動物病院が行っているペットホテルの場合、愛犬がその動物病院にかかっていないと預かってもらえないこともあるので、注意が必要です。

ペットホテルの選び方


ペットホテルはインターネットで簡単に調べることができますが、その情報が正しいのか・その情報は古くないのかなどを事前に確認しておくとさらに安心です。

また、サービス内容や料金についてもきちんと調べておくと、トラブル回避につながります。


あと、ペットを預ける飼い主としては、ペットの体調が急変した場合などの対処は気になるところですよね。急変した場合に迅速に対処してもらえるのか、夜間にスタッフは常駐しているのか、夜間を含めて見回りがあるのかなども確認としておくと安心です。

もし出来ることであれば、実際に店舗に足を運び、施設の中やスタッフの様子をチェックしてみましょう。もし施設の中を見られるのであれば、「衛生面」を確認してみましょう。

そして、スタッフの様子も見ることも大切です。排泄物などの片付けは迅速に行われているのか、ペットの扱いは丁寧かなどをチェックして、信頼できるスタッフがいるペットホテルを選ぶようにしましょう。


ペットホテルを営業するためには、動物取扱業の登録が必須です。登録すれば登録証をもらうことができ、たいていのペットホテルではホームページや施設内に登録証が提示されていますので、チェックしてみましょう。

ない場合には動物取扱業の登録を行っているか確認し、その際の返答が怪しい場合はそのペットホテルを使用するのは避けたほうがいいです。

ペットホテルを利用する前にやるべきこと

ペットホテルを使用する場合の注意事項はホテルごとに規定されています。
違反しないように、事前によく確認しておきましょう。

利用する条件として多いのは、「混合ワクチンの接種」や「ノミやダニの予防が済んでいること」です。


また、飼い主の中には家ではケージやハウスにはほとんど入れずにフリーにしている家庭もあると思いますが、ケージに入れておくペットホテルが基本的に多いので、長い時間ケージやクレートに入っておくことができるように、愛犬が普段使用している毛布やおもちゃ、おやつなどを用意しましょう。

犬というのは新しい環境が苦手です。また飼い主がいないことでストレスを感じ、体調不良を起こすこともあり得ますので、出来るだけ愛犬がストレスを感じないように、安心できる環境を整えてあげることが大切です。

料金の目安


ペットホテルの料金は愛犬の体格によって変わってきます。例えば、小型犬の場合は1泊3,000円ほど、中型犬は1泊4,000円、大型犬は1泊5,000円ほどが相場と言われています。体格が大きければ大きいほど料金が高くなる傾向にあります。また、ペットホテルによっても若干値段が変わってくるので、こちらもきっちり確認しておきたいですね。

餌代に関しては、宿泊の料金に含まれていることもあれば、別途お金が必要、もしくは飼い主さんが用意しなければいけない場合があります。その辺もチェックしましょう。

ちなみに猫の場合ですが、ケージの中かフリーなのかによって変わってきますが、1泊3,000~8,000円くらいのところが多いです。


最近ではペットブームにより犬や猫だけでなく様々なペットを預かってくれるようになってきています。

ただ、預かってくれるペットの種類は各ペットホテルによって変わってくるので、犬や猫以外のペットも預けたいと思っている飼い主さんは、事前にチェックしておきましょう。

料金に関しては、犬や猫より安い傾向があり、だいたい3,000円前後が多いです。

愛犬になるべくストレスがかからないようにする

ペットホテルを見つけて予約が完了したら、いよいよ愛犬を預けるわけですが、なるべく愛犬にストレスがかからないようにするために飼い主さんが出来ることがあります。

まず、先ほども少し言いましたが、長時間ケージに入っていても安心できるような環境を事前に整えてあげましょう。

次に、無駄吠えや噛み癖などの問題行動はトラブルの原因になりますので、しつけを十分に行う必要があります。

まとめ


最後に、ペットホテルを選ぶ際のポイントをまとめておきます。
・サービス内容(別途有料かどうかも)
・料金
・利用条件をクリアしているか
・衛生面
・必要な持ち物
・スタッフや夜間の対応

次に、事前にしておくべきことです。
・利用条件をクリアする(「混合ワクチンの接種」や「ノミ・ダニ予防」など)
・ケージに長時間居ても安心できるよう環境を整える
・無駄吠えや噛み癖など問題行動がないようにきちんとしつけを行う

最後に、当日できることです。
・愛犬が安心できる毛布やおもちゃ、おやつ等を用意する。
・持病や癖等があれば、先にスタッフに伝えておく


ペットホテルを利用しようと考えている飼い主さんは、愛犬にストレスを溜めないように、またペットホテルのスタッフや利用者、他の犬たちに迷惑をかけないためにも、上記を今一度確認してみてください。

こちらの記事を参考にさせていただきました。↓
ペットホテルの料金相場ってどれくらいか気になって調べてみました!選ぶ時のポイントも♪

この記事を書いた人

おもち
・最近顔が丸くなったとよく言われる20代。
・犬が好きで好きでたまらない。
・小型犬、中型犬を飼ったことがある。次は大型犬。
・夢はマイホーム(庭つき)の多頭飼い。
・好きな食べ物はお肉とキムチ。